東北大学
臨床宗教実践講座

課程の目的・概要
 超高齢多死社会を迎えている現代日本において、特に医療福祉分野においては死の不安への対応が不可欠となり、また東日本大震災後には悲嘆者への対応についての関心が高まっている。文学研究科では、すでに2012年度以降、宗教者を対象とした臨床宗教師研修を実施しているが、宗教者以外の市民、とりわけ医療福祉関係者からも学びたいという声が上がっている。本講座ではこのような中、宗教学の基礎知識と死生学の臨床的知見を統合し、実践的なケア能力を身につけることを目的とする。
 受講対象は2023年度以降開講の履修証明プログラム「臨床宗教教養講座(第7期、第8期又は第9期)」の修了者とし、心のケアに関わる様々な専門職と市民、及び宗教者などである。「教養講座」で身につけた基礎知識を前提とし、「実践講座」では、医療福祉等の臨床現場における実習と、グループワークによる実習指導により、受講者は実践力が養われる。
 「実践講座」を修了することにより、日本スピリチュアルケア学会による「スピリチュアルケア師」資格申請基準を満たすことができる。修了者のうち宗教者は、その後のフォローアップ研修を経て日本臨床宗教師会による「認定臨床宗教師」資格申請基準を満たすことができる。
身につけられる知識、技術、技能
グリーフケア、スピリチュアルケアの臨床経験とその振り返りにより、自分自身を見つめ、より適切なケアのあり方を学び、ケア能力を向上することができる。
教育課程
「実習」と「実習指導(スクーリングによるグループワーク及び講義)」で構成される。全国からの社会人の受講者を見込んでいるため、できるだけ職務環境に影響しないように配慮して、準備を含めて約1年間にわたり次のような活動を行う。
①実習:医療福祉機関における傾聴実習を4期間に分けて120時間実施することで対人援助のケア能力を高める。また、追悼巡礼を2時間実施することで儀礼を通したスピリチュアルケアを体験する。計122時間の実習により、スピリチュアルケアの臨床を体験し、実践力を高める。なお、感染症流行などにより対面での実施が難しい場合は、実習先と相談した上でオンラインでの実習を認める。
②実習指導:5月から12月までに、2日連続のスクーリングを5回開催し、実習経験を振り返る。受講者自身のケアのあり方を反省するとともに、自分自身の対人援助における傾向を把握するよう努める。次の実習期間で自己課題に取り組むことにより、さらにケア能力を涵養する。なお、感染症流行などにより対面での開催が難しい場合はGoogle Classroom/Meet等を使用してオンラインで実施する他、必要に応じて補講を行う。
③講義:スクーリングにおいては、対面において伝えやすい臨床的知見を学び、また実習・実習指導による学びを言語化することを促すための講義を行う。なお、感染症流行などにより対面での開催が難しい場合はGoogle Classroom/Meet等を使用してオンラインで実施する他、必要に応じて補講を行う。
修了時に付与される学位・資格等
履修証明書
ホームページ
https://ourl.jp/spm5t
申し込みURL
https://ourl.jp/spm5t
学ぶ場所

宮城県仙台市青葉区川内27-1

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通学/通信
通学
学校種別
大学
課程
履修証明プログラム
ジャンル
哲学・宗教
定員
15名
目指せる職業

医師、看護師、介護士、福祉士

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履修資格
以下の各号の条件をすべて満たす者とする。
①2023年度以降に東北大学実践宗教学寄附講座が主催した「臨床宗教教養講座(第7期、第8期又は第9期)」を修了した者。
②同「臨床宗教教養講座」における成績優秀者、及びスピリチュアルケア師・臨床宗教師として適性がある者を優先する。
修了要件
(1)1年間で本プログラムの全課程を受講すること。
(2)スピリチュアルケアの実践的理解を確認する審査をパスすること。
(3)教授会による認定を受けること。
募集期間
2026年2月初旬まで
受講料
受講料130,000円
学費支援の有無
教育訓練給付金:無し、奨学金:無し
受講期間
2026年4月~2027年3月

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