東北大学
臨床宗教教養講座

課程の目的・概要
 超高齢多死社会を迎えている現代日本において、特に医療福祉分野においては死の不安への対応が不可欠となり、また東日本大震災後には悲嘆者への対応についての関心が高まっている。文学研究科では、すでに2012年度以降、宗教者を対象とした臨床宗教師研修を実施しているが、宗教者以外の市民、とりわけ医療福祉関係者からも学びたいという声が上がっている。本講座ではこのような中、宗教学の基礎知識と死生学の臨床的知見を統合し、心のケアにおける臨床に応用可能な知識を身につけることを目的とする。
 受講対象は限定しないが、主として心のケアに関わる様々な専門職と市民、及び臨床宗教師研修修了者や受講を検討している宗教者などを対象とする。以下に述べるGoogle Classroomを活用した通信教育と、年2回のスクーリングによって、受講者には臨床宗教に関する基礎知識が提供される。
 教養講座を修了し、さらに翌年度開講の実践講座を修了することにより、日本スピリチュアルケア学会による「スピリチュアルケア師」資格申請基準を満たすことができる。さらに、修了者のうち宗教者は、その後のフォローアップ研修を経て日本臨床宗教師会による「認定臨床宗教師」資格申請基準を満たすことができる。
身につけられる知識、技術、技能
宗教学の基礎知識と死生学の臨床的知見を、実践宗教学の視点から統合することにより、様々な心のケアの臨床に応用可能な知識を身につけることができる。特に、グリーフケア、スピリチュアルケアについては実践的な見地からその理念を身につけることができる。
教育課程
「通信教育」と「スクーリングによるグループワークとディスカッション」とで構成される。全国からの社会人の受講者を見込んでいるため、できるだけ職務環境と抵触しないように配慮して、1年間にわたり次のような活動を行う。
① Google Classroomを活用した通信教育:Google Classroomを活用し、リアクションペーパー、レポートの提出によって、学習内容を確認する。宗教・文化・心理・援助に関する基礎的な内容を前期に配し、宗教心理、民間信仰、宗教間対話、死生観、生命倫理、宗教と公共性などについて学ぶ。後期には実践的な内容を配し、スピリチュアルケア/グリーフケアの理論・方法、宗教と心理療法の類似性、臨床経験者による活動などについて学ぶ。通信教育では、計135時間(9科目)を履修する。また、受講者と講師からなるメーリングリストを作り、適宜時刻を定めてコアタイムを設定し、質疑応答をリニアに行う。
②スクーリング:2日間連続のスクーリングを2回開催し、テーマに即したグループワークやディスカッションを行う。1回目は「死生観の涵養」をテーマとして8月後半に、2回目は「傾聴」をテーマとして2月後半を予定している。計30時間(2科目)を履修する。SNSを活用して受講者同士の交流を続けることによって、プログラム修了後にもさまざまな実践や臨床の現場での連携の可能性を広げることができる。なお、感染症流行などにより対面での開催が難しい場合はGoogle Classroom/Meet等を使用してオンラインで実施する。
修了時に付与される学位・資格等
履修証明書
ホームページ
https://ourl.jp/spm5t
申し込みURL
https://ourl.jp/spm5t
学ぶ場所

宮城県仙台市青葉区川内27-1

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通学/通信
通信
学校種別
大学
課程
履修証明プログラム
ジャンル
哲学・宗教
定員
20名
目指せる職業

医師、看護師、介護士、福祉士

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履修資格
以下の各号の条件をすべて満たす者とする。
①履修開始時点で満22歳以上(大学・短大・専門学校等在学中の履修は認めない)。
②高校を卒業していること。ただし、本研究科において高校を卒業した者と同等以上の学力を有すると認めた場合も履修可能とする。
③スピリチュアルケア、グリーフケア、死生学に関心をもち、当該分野で臨床経験がある者、もしくは社会貢献を志している者。
修了要件
(1)1年間で本プログラムの全課程を受講の上、所定の課題を提出すること。
(2)教授会による認定を受けること。
募集期間
2026年2月初旬まで
受講料
受講料125,000円
学費支援の有無
教育訓練給付金:無し、奨学金:無し
受講期間
2026年4月~2027年3月

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