龍谷大学
【龍谷アカデミックプラザ】人間とは何か-三宗教に学ぶ愛・智慧・責任-

課程の目的・概要
 人間とはどのような存在なのか。なぜ人は愛し、悩み、迷いながら生きるのか。本講座では、キリスト教・仏教・イスラームという世界を代表する三つの宗教の人間観を通して、この根本的な問いに向き合います。キリスト教が語る「愛」、仏教が示す「智慧」、イスラームが強調する「責任」。それぞれの宗教は、長い歴史の中で人間の苦しみや希望に向き合いながら、人間の生き方の方向を示してきました。
 本講座では、専門的な知識がなくても理解できるように、基本から丁寧に解説し、最後には三宗教を比較しながら、人間の理想的なあり方について考えます。人生の意味、人との関わり方、自分自身の生き方を改めて見つめ直す機会となるでしょう。

【講座進行】
■第1回 6月18日(木)15:15~16:45
「キリスト教的人間観」
人間は「神の似姿」として創造され、自由・理性・愛を与えられたが、罪によって神と他者との関係が破れました。ゆえに、愛と赦しによって関係を回復し、最終的に神との交わりに至ることが人間の目的であることを解説します。

■第2回 6月25日(木)15:15~16:45
「仏教的人間観」
仏教は人間を固定した自己をもたない無我の存在と理解し、苦の原因を欲望や執着に求めます。八正道の実践によって執着を滅し、最終的に苦から解放された涅槃に至ることが人間の目的であることを解説します。

■第3回 7月 2日(木)15:15~16:45
「イスラーム的人間観」
イスラームは人間を神のしもべであり地上の代理人と理解し、本来善に向かう性質をもつと考えます。人間の問題は神を忘れることにあり、五行の実践を通して神を想起し、最後の審判に備えて責任ある生を生きることが求められることを解説します。

■第4回 7月 9日(木)15:15~16:45
「人間とは何かー三宗教に学ぶ愛・智慧・責任としての人間像」
キリスト教の愛、仏教の智慧、イスラームの責任という三つの視点を比較し、それぞれの強みと課題を整理します。そして、三者を統合することで、他者への愛、自己理解の智慧、行為への責任を兼ね備えた人間像が理想として示されることを説明します。
身につけられる知識、技術、技能
・三宗教(キリスト教・仏教・イスラーム)における人間観の基礎的理解
・「愛・智慧・責任」という各宗教が核心に置く価値観の本質を読み解く視点
・異なる宗教の教義を整理し、それぞれの強みや課題を客観的に比較・考察する力
・自己理解(無我)、他者への関わり(愛)、行為への自覚(責任)を多角的に捉える思考法
・宗教的な知見を現代の生き方や対人関係に引き寄せ、自身の人生観を再構築するための枠組み
学ぶ場所

京都府京都市伏見区深草塚本町67

地図で見る
通学/通信
通学
学校種別
大学
課程
公開講座
ジャンル
哲学・宗教
定員
なし
募集期間
~2026/6/15 (月) 23:59
受講料
対面受講7,920円、オンライン受講7,920円
学費支援の有無
教育訓練給付金:無し、奨学金:無し
受講期間
2026年6月18日(木)、6月25日(木)、7月2日(木)、7月9日(木)

講座一覧へ戻る