龍谷大学
【龍谷アカデミックプラザ】誤判救済と再審法の改正-再審制度の基本知識と考える視点-

課程の目的・概要
 現在、「再審法」の改正が激しく議論されています。再審(有罪判決の見直し)は、冤罪救済のための制度です。この制度により、「袴田事件」や「福井女子中学生殺害事件」は、再審が認められ、無罪判決が下されています。他方で、これらの事件、さらに他の事件においても、再審制度については、有罪判決を見直すために必要な証拠が再審請求人に提供されていないという問題(証拠開示問題)や再審を認める決定について検察が不服申し立てを行い、事件が長期化してしまうなどの疑問が提示されてきました。今、これらの問題点を中心に、再審に関するルールの見直しが議論されているのです。
 この講座では、日本の再審制度の現状や課題をわかりやすく説明したうえ、再審法改正のポイントや課題などを皆さんとも検討したいと思います。

【講座進行】
■第1回 8月 6日(木)11:00~12:30
「誤判を救済する制度を学ぶーー日本の制度の概要と特徴」

■第2回 8月 6日(木)13:30~15:00
「再審法改正の視点ー証拠開示と検察官抗告を中心に」

■第3回 8月 7日(金)11:00~12:3
「再審法改正の現在と課題ー法制審議会と国会での議論」

■第4回 8月 7日(金)13:30~15:00
「あるべき誤判救済制度について議論する」

【講師紹介】
斎藤 司(さいとう つかさ)
龍谷大学法学部 教授
刑事訴訟法を専門として研究・教育を行っている。誤判を防止、さらに救済するためにあるべき制度を構築するための研究を進めている。現在は、再審制度の法改正をめぐった情報発信を続けている。
主な業績として、斎藤司『公正な刑事手続と証拠開示請求権』(法律文化社、2015年)、斎藤司『刑事訴訟法の思考プロセス』(日本評論社、2019年)
身につけられる知識、技術、技能
・冤罪を救済するための日本の再審制度に関する概要と特徴の基礎的理解
・実際の事件(袴田事件など)を契機に浮き彫りとなった、現行制度の疑問や課題を読み解く視点
・再審法改正の核心である「証拠開示問題」と「検察官抗告」の論点を客観的に比較・考察する力
・法制審議会や国会における最新の議論動向から、法改正プロセスの現在と課題を多角的に捉える思考法
・刑事訴訟法の専門的な知見に触れ、市民の視点から公正な社会や司法制度のあり方を議論・構想するための思考の枠組み
学ぶ場所

京都府京都市伏見区深草塚本町67

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通学/通信
通学
学校種別
大学
課程
公開講座
定員
なし
目指せる職業

弁護士・裁判官・検察官

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募集期間
~2026/8/3 (月) 23:59
受講料
対面受講7,920円、オンライン受講7,920円
学費支援の有無
教育訓練給付金:無し、奨学金:無し
受講期間
2026年8月5日(木)、8月6日(金)

講座の途中参加

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